読み物

2020/05/31 00:51

はんぶん都会、はんぶん自然

農園主です。

もう初夏と言ってもいい陽気になってきましたね。そろそろ梅雨も近づき、夏野菜の成長に気を揉む季節です。


先日、第2の拠点である木島平へ畑作りに行ってきました!もちろん不要不急の外出はせずに、仕事だけ。東京の空気感の中に身を置くのも好きですし、大自然の中に身を放り込むのも好き、ということで。いいとこ取りの暮らしをスタートさせてみます。

長野県下高井郡木島平村

北信州に位置する人口4000人ちょっとの自然豊かな農村です。畑は高社山の麓、標高500m程のところにあり、私たちの住む千葉県松戸市からは約280km、車で3時間半走程でしょうか。野沢温泉村の隣です、と説明すると大抵の人は「あー」とピンとくるようです。その「あー」が合ってるかどうかはさておきですが。笑


Q. なぜこの場所なんですか?

A.それは妻の実家だからです!


そう言ってしまうとそれで終わってしまうのですが…、中途半端な都会育ちの自分にとっては、空気が美味しい!水道水がミネラルウォーターばりに美味しい!スイカは湧き水で冷やす!そして異常に冷たい!カブトムシは網戸にいる!家にエアコンがない!冬は2mの雪の壁!たまにダイヤモンドダスト見れる!-18℃のときあった!床の間の壺が人間よりデカい!など驚きに満ちた魅力いっぱいの場所なのです。そしてこの場所で、先祖代々やっていた畑を拝借してスマート農業にチャレンジしようと思います。

省力栽培、自然災害リスクの分散など理由は様々ですがまずはチャレンジです!土質は松戸とは正反対で、水捌けが良く肥持ちが悪い火山灰土。季節は1ヶ月ちょっとズレるのでそれも活かせそう。緩やかな山裾なので水害、風害は少なそう。適度な寒暖差がやさいを美味しくしそう。などなど、大変なだけではなく色々いいことありそうです。


第一弾として、サツマイモ、カボチャ、落花生、枝豆、とうもろこし、ビーツを作付けしました。

ここで育ったやさいたちを使って農薬、化学肥料、添加物を使用しないピクルスやドレッシング 、ジャムペーストなどの加工品を考えています。想像するだけで楽しみです!また冬場は豪雪地帯なので、スノーキャロットや雪下貯蔵のやさいにもチャレンジしますよ。


行く前からお父さんが主役級の活躍 笑

畑をいじる前にお墓に手を合わせます。

行ってからもやっぱり主役級の活躍のお父さん 笑

着こなし100点満点の妻さん

親娘共演✨

おおまさりという大粒の落花生の種

時には脱走を試みた者もいましたが、、、

よくがんばりました

ぼくも、よくがんばりましたそんなわけで、木島平の畑スタートしました!一生懸命育てたやさいたちが、皆さんの食卓に並ぶ日を願って、がんばります!続編レポートしていきますね。